そうでもないF2020
"F2020"という曲がヒットするほど、2020年は大変な年になりましたね。
2021年2月1日時点でもまだまだ厳しい状況下ですが、もう辛い話は聞き飽きたと思うので、2020年を振り返り良かったことだけを書き留めます。
・緊急事態宣言直前にニートになり、自粛()をしてもお咎めなしになった
・映画三昧の日々になったおかげで映画好きの人と仲良くなれた
・ゲーム三昧の日々になったおか(以下略)
・なぜかミッフィーにハマり、部屋とカバンの中身が牧歌的になった
・アメリカ出身の友人にシェアハウスで1番仲良くできたのはあゆみと言ってもらえた。英語の先生なだけあって褒め&教え上手
・なんか知らんけど痩せた
・持病を物凄く理解してくれる職場で働けるようになった
・虫歯治した
・試行錯誤の末、美容師さんに褒められるほど髪の毛が綺麗になった
・姉が結婚した
・かなり人見知りなお義兄さんに「あゆみとはもうマブ」と言われた。打ち解けたらただのイケメンおっとり変人だった
・4-5年ぶりにバラバラの場所に住んでいた仲良しグループが同じ地域に戻ってきた
・親からの底なしの愛情とポジティブなパワーに支えられていることを改めて実感した
・涙が止まらなくて眠れない日が減った
・今年も世界各国の美女たちに癒された。今度大好きな人達について記事書こうかな
以上です。
コロナ滅
パ
映画観てもすぐ忘れる
この1~2ヶ月で観た映画の感想です。
なおこれらはほぼドライヤーのお供になっており音楽の演出については言及しませんのであしからず。
若くして出産し、夫と実家の庭でトレイラー暮らしをしているアン。ある日腹痛に倒れて受診すると余命2ヶ月と宣告され、深夜のカフェで「死ぬまでにやりたい10のこと」を書き、実行していく、と、ここまで説明するとお涙頂戴感満載だけれど、意外なTo Doリストが出来上がるのが面白い。パッケージの可愛さにつられて観ると結構病むので注意してください。
・私の中のあなた
ひでぇ母親だなあと思ったけど、自分の家族が病に伏したら客観的な意見も受け入れられなくなってしまうんだろうな。誰にも遅かれ早かれ訪れる死に対してどう向き合うか、生きる権利、死ぬ権利を子供に突きつける美しくも残酷な映画。
・サリー 死霊と戯れる少女
まあよくある実話ベースのポルターガイスト映画。
・ファイ 悪魔に育てられた少年
5人の犯罪者組織に育てられた男の子の話。お茶目なパパとのほっこりドタバタ劇あり、淡い恋あり、ファンタジーあり、サスペンスあり、キレッキレのアクションありで意外と楽しく見れた。キム・ヨンソク(右)演じる組織のリーダーが怖すぎるけど、インタビューでは「私には2人の娘がいるが、ヨ・ジング(左)と共演して息子も良いなと思った。私の娘の婿に迎えたいくらい」とジョーク発言するほどの溺愛っぷりらしい。
すみません、感想を述べられるほど覚えてないです。
・CATS
30分は耐えた
・ラッコ親子の別れと再会
ラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッコ可愛いラッ
ラッコが世界で一番好きな動物です。
・コクソン
これは非常に考察が分かれる映画。キリスト教に基づいて考えると殺人犯と疑われる人物は実は救世主だが、非クリスチャンが見るとなんのこっちゃ誰が黒幕かわからん。監督が「混沌、疑惑がテーマ。イエスは歴史上最も疑われ迫害された人物である」と述べているように、登場人物を疑うも信じるも自由。非クリスチャンにこそ観てほしい映画。
・怪物園
容姿に惑わされず、本当の怪物は誰なのかおめえらしっかり考えろよという映画。2020年に公開したら10000%炎上する。
・A GHOST STORY
悲しく孤独なゴースト映画、と思いきや突然のタイムトラベル
ついにAmazon Prime入りを果たした待望の作品(2020年12月時点)。タイトルにもなっているGet Outが意味するメッセージがわかると怖い。黒人差別を逆手に取った皮肉たっぷりのホラーサスペンスで最高。小道具やちょっとしたセリフにヒントが散りばめられていて、答え合わせのために2回観るほど面白かったです。
・彼の見つめる先に
盲目の主人公レオを支えるジョヴァンナ、レオに偏見を持たず接してくれる転入生カブリエルの内面の移ろいを描いた美しい作品。レオの持つハンディキャップだけでなく、10代の恋愛特有のじれったさや親への反抗心も丁寧に表現されてる。ラストシーンがお気に入りです。
あとようやくアニメ版鬼滅の刃を観た。今時の小さい子ってあんなにグロ耐性あるの?あれが共通の話題として大人気なのが不思議。私鬼殺隊の試験で善逸くん並みに震えてたよ。
以上です。
パ
雑文記2
久しぶりにPCを使うと、キーボードを叩くという行為が案外好きなんだと気づいた。というわけで最近の雑文記です。
・大学時代に講義で観た「ブラッド・ダイアモンド」や、周りで考えさせられると評判だった「アメリカン・スナイパー」を鑑賞したけど、どちらも主人公の狙撃スキルが半端なくて、そりゃ戦争に魅せられてしまうよなと思ってしまった。彼らは結局国や大企業の駒でしかなく、根本的な「戦争・紛争」について考えるための作品ではないと思う。
・史上最強胸糞映画「ミスト」を鑑賞しようとしたけど、主人公一派が薬局に向かうあたりまでが限界だった。にも関わらずラストの胸糞さはもはや素晴らしいレベル。原作とは結末が全く異なるけど、スティーブン・キング作品(映画)は超名作に若干のB級感を加えた絶妙な味付けがされていて大好き。
・最近やっと小さい子どもが怖くなくなった。自分の幼少期の体験から認知が歪んでいただけで、いじわるな子よりも優しく無邪気な子が圧倒的に多いことを今さら知った25歳の冬。
・が、あれが自分のヴァジャイナから出てくるのかと思うとやっぱり怖すぎる。あと他人に対しては「変わって欲しい」とか思わないけど、自分の子となるとどうしてもコントロールしたくなるのではと不安で無理。
・ほかに最近見て良かったなと思った映画は「トム・アット・ザ・ファーム」「The Witch」「さよなら、ぼくのモンスター」「TENET」です
・マツキヨのオリジナルブランドのヘアケアラインとボディクリームが最高。オーガニック系の香りが大丈夫な人にはおすすめ。
・この数日間ネガティブな思考に支配されて身体が言うことを聞かなかったので、ふつーにバイトしてふつーに帰って料理してゲームして寝てふつーに昼間にマツキヨに行けた自分を褒めてる。踊ろっと。
以上です。
パ
10月の雑文記
持病の記録のためにも日記をつけようと思いノートを購入したものの、やはり紙にその時の感情が残るのが気恥ずかしくて落書き帳になってしまったので、最近の雑文記を残します。
記録はスケジュール帳にチェックかバツを入れて、バツの日は何があったのかだけ簡単に書き残すことで解決しました。
○雑文記
・Red Dead Redemption2というゲームが面白い。フィールドに多種多様な生き物がいるので狩りや釣りに出かけるのが楽しくて一日中プレイしちゃう。最近はスコープ型のライフルが苦手なので練習中。
・毎日のようにダンスしてたらするすると5キロ痩せてびっくり。K-POPアイドル練習生は1日12時間くらいレッスンがあるらしい。そら細いわ。
・BLACKPINKのドキュメンタリーを観たら興奮でわき汗かいたキモオタ
・勤務先の歯科医院で、よくいらっしゃる患者さんとお話しできた日はメンタルの調子が良い。どっちが患者かわからん。
・長年読むのをためらっていた「人間失格」をついに読み、案の定落ち込む。太宰治の「斜陽」がとても好きなんだけど、このロマン小説を書いていた頃も、全ては人間失格を書き上げて自死を遂げるためだったのかなあと思ってしまった。
・感情が持っていかれる小説を読むのはしばらくやめようと思い、星新一の「ボッコちゃん」を読むも、これはこれでダークファンタジーな世界観が怖い。この怖さをたった3~4ページに収められる短編小説家の凄さよ。
・無印良品のミルクの香りの入浴剤が世界で一番好き
・コストコの商品、どう計算しても徒歩10分のイトーヨーカドーで買いだめするほうが安いものばかりで意外だった。貴族の遊びなんやろうなあ。ただチキンの丸焼きが700円くらいでひっくり返った。
・お祝い事の準備、衣装選びやプレゼントのリサーチ・購入、フィッティング、当日の流れ等々を考えるだけで倒れる。パーティー文化のある人たちの体力を疑う。
とりあえず以上です。
p
ごちゃまぜ備忘録
このブログを読んでくれている友人から「また面白い映画観たら紹介して」「ヘアケアのアップデートがあったら教えて」とリクエストをいただいたのでごちゃまぜに紹介していきます。
○映画
解読不可能と言われたナチスの暗号「エニグマ」の解析システム、後のコンピュータとなる「クリストファー」を作り上げた数学者の話。理系男子が裏で世界情勢を操るフェチの私にはたまらない作品だった。「クリストファー」という名づけの理由が切ない。
・レベル16
「約束のネバーランド」をもっと現実的に描いた感じの作品。主人公が可愛い。
・アス
映像も音楽も演技もとにかく最高。前情報なしに観てほしい映画。震え上がるとはこういうことか、となった。
ネイティブアメリカンの置かれた不遇な境遇を批判する社会派作品でありながら、凄腕ハンターが事件を解決していく様を見ているだけでも楽しい映画。それにしてもFBIへっぽこすぎん?
「メメント」「ファイト・クラブ」が好きな人は気に入ると思う。おそらくファイト・クラブにインスパイアされた作品だけど、私はこちらのほうが演出が凝ってて好き。
・来る
普段邦画はほとんど観ないけどこれは良かった。除霊アベンジャーズ、松たか子の右ストレート、黒木華の幸薄演技、サイコ妻夫木聡などなど、配役が最高。松たか子の声は透明感があるのに、どこかドスの効いたボス感があって大好きです。あと妻夫木聡の笑顔にサイコパスみを見出した監督すごい。ストーリーは冗長だし田舎や所得層(職業)ごとの生活様式の描き方が20年くらいアップデートされてなくて最悪だけど、映像と役者さんはサイコー。
他にも色々と見たので思い出したらまた書きます。
○ヘアケア
最近は以前紹介したヘアクリームよりもコスパの良いマルチバームを塗ってからドライヤーをしてます。
クリームだと3プッシュは使うので1か月半くらいで買い替えてたけど、バームは指先にひとすくいで大丈夫だから2~3か月は持つし、お値段もそこまで変わらない。はじめはロクシタンのシアバター、今は無印良品のマルチバーム(こちらはセール棚にあったので廃盤になる可能性あり)を付けています。自分の適量がわかってくると意外とベタつかないし毛先が傷みにくくなった気がする。
以上です。
ピ
胎内帰省
私はジブリとディズニーに育てられた。
というのも、幼い頃は病気がちで、幼稚園での出来事より、居間で看病されながら何度も見返したアニメ映画の印象のほうが強いから。今でも古い振り子時計のカチ、カチという音を聞きながらアシタカがタタリ神に矢を放つシーンを見ていたことを鮮明に思い出せる。
先日イオンシネマで2500円のワンデーパスポート(5本まで見放題、ドリンクは一部を除き10杯まで無料)がある、しかもジブリ4作品がリバイバル上映中!という情報を聞きつけ、早速「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」、「実写版美女と野獣」を観てきました。「千と千尋の神隠し」は時間の都合が合わず、「ゲド戦記」は・・・これについて言及するのはやめておこう・・・ということで、大好きなエマワトソンの歌声で締めることに。
ジブリ作品は誰かが「弓を放つ音からして違う」と表現していたけど、まさにその通りで、芝生を踏みしめる音、剣と剣がぶつかり合う音、そして久石譲の音楽。全てがこれまで何度も見返したあの作品たちとは全く別物に思えた。公開当時(1980年代!)にこれを映画館で観た人たちの衝撃は凄まじいものだったと思う。テレビ画面では100%感じ取ることのできなかった作品の魅力を全身に浴びられた喜びと、大人になった今だからこそわかるキャラクター同士の利害関係、それに巻き込まれ困惑しながらも自分の過酷な運命を受け入れる主人公たちへの感動でぼろぼろと涙が流れ、エンドロールが終わってもしばらく立ち上がることができなかった。
ナウシカもアシタカも、人間の強欲さによって人生を変えられ、死の危機すら迫る中でその運命を受け入れるどころか、誰も呪わず、負の連鎖を断ち切るための妥協点を模索し、目の前の人間に愛を持って手を差し伸べている。2人に共通する母性性のようなものに包まれ、どきどきしているのに胎内にいるかのような安心感を同時に味わっている自分に驚いた。
2020年になった今も、これだけ強烈に反戦、反自然破壊、というかもはや人類滅亡したほうが良いのではくらいメッセージ性のある作品で宮崎駿以上のものを作れる人は見たことがない。いるなら教えて。
あと子どもの頃は疑問にも思わなかった点について考察を読み漁り何度でも楽しめるのも駿作品の良いところですよね。玉の小刀とか、玉の小刀とか・・・
以上です。
ピ