胃痛とポルターガイスト

今日はバイトがお休みだったので、遅めの朝ごはんを食べにリビングに降りると(私はかれこれ3年以上シェアハウス暮らしをしている)挨拶程度しかしない女性とディズニーからはたまた結婚まで色々な話ができて非常に有意義な時間を過ごせた。

人見知りかつ思い込みが強く、出会ってからしばらくは相手を観察して、「この人はこういう人なんだろうな」と勝手に決めつけて距離を置く癖がある私には良い勉強になった。話してみないとわからない一面も沢山たくさんありますね。若僧が申し訳ございませんでした。

 

というわけで2時間ほど話し込み、普段料理や洗い物をしてすぐに部屋に逃げ帰ってしまう私には刺激が強すぎたのか、今胃痛に悶えながらこれを書いている。

 

 

ところで、前回の記事で「ホラー映画がこんなに面白いとは思わなかった」と触れたのだけど、具体的に観た作品を挙げていなかったなと思ったのでいくつか紹介します。

 

・こわ動(Youtube チャンネル)

私がホラー系に興味を持ったきっかけがこのチャンネル。主にポルターガイスト(霊の思念によってドアがひとりでに開閉したり、物音がする現象)を取り扱っているのだけど、霊の国民性がわかるのが非常に興味深い。特にアラブ系はコメント欄が「ビスミッラー!!(アッラーに祈る言葉)」一色になるほどの人気ぶり。無駄な効果音やナレーションが少ないのがまた良い。

 

 

死霊館2 エンフィールド事件

これは有名な死霊館シリーズでもアナベル人形と並ぶくらい有名なんじゃないでしょうか。歴史上最も長く、2年以上に渡り怪現象が起こったと言われる「エンフィールド事件」を題材に作られたもの。ポルターガイスト系のホラーが好きな人はもちろん、気づいた人だけがゾッとするような仕掛けが隠されているので着目点が多くて面白い。後半はほぼアクション映画なのでそこまで怖くないです。

 

 

・パラノーマルアクティビティ

ポルターガイストあるある&クズ彼氏&謎のジャンプスケアで全てを台無しにされた感。これ公開当初は物凄い話題になってたけどガチの心霊動画を見まくったせいか「あー、これこれ、ここでね、ベビーパウダー撒くよね、わかるよ笑」で終わった。

 

 

アナベル 死霊館の人形

主人公の女性が可愛い。

 

 

ゾンビや狂った人間に追い掛け回される血みどろ系にはあまり興味がなく、ポルターガイストをベースとしたものに惹かれるみたいです。というのは、おそらく私が実際に体験しているからだと思う。

 

父も若い頃は「見えてしまった」ことがあるらしく、私にもほんの少し遺伝したのか身内の死に際していくつか不思議な出来事があった。実家で同居していた父方の祖母が亡くなったのがきっかけだと思う。

 

葬儀会場の花が1輪だけ揺れたのを見たことから始まり、帰省中自室にこもっていると突然照明が消えたり(電気系統に全く問題はなかった)祖母の愛用していたお琴の音色が私にだけ聞こえたり、階段をゆっくり上り下りする音が聞こえたり。

 

父方の祖母がむちゃくちゃ思念の強い女なんだろうなと思ってたけど、母方の祖母が亡くなった朝、枕元に誰かが座る感触で目が覚めた。あれは彼女が別れ際に会いに来てくれたのだろうと思ってる。

 

こうして考えると家族に愛されてるな。悪い怪現象はひとつも起こってないです。父方の祖母は恐らく結構パワーがあるのでほんの少し帰省するのは億劫だが・・・

 

ただのおばあちゃん子のノロケになったな。寝ます。